第一回『寝違い①』
今回から私が目の当たりにする「体の不思議」を施術例をあげながらシェアさせて頂きます♪
私と患者さんの施術体験を通じて皆さまと世界観を共有できたらいいなと思っています。
Kさん 40歳男性 電気設備工の寝違い例
Kさん「寝違いなんだか、なにもした覚えがないんだが、起きたら首が動かない。とにかく動かすと痛い…寝ても座ってもなにしても痛い」とのこと。
早速ここで重要なコメントは、、、
なにもした覚えがないけど痛くて¨首が動かない¨という事実です。世間一般でよくありがちなクオリティーの低い対応パターンにご注意ください。
それは…『寝違いだね』の一言でわかった気になっちゃう人!こういう人は実際のところあんまり真相を理解していないかもしれません。
なにもした覚えがないのであれば、まず身体でなにが起きているのかを確かめることが肝心ですね♪
私はKさんを察しました。
明らかな外傷はない、腫れもない、筋肉が強く張ってる、左右差ある、そして本人いわく就寝時無理な姿勢をしたわけでもない、とのこと。
(もはやこの時点で寝違いではない)
その時私は直感的に思いました。
「きっとKさんは、なにか気づくべきことがあるんだな、その時なんだ」みたいな感覚(笑)。
そこで施術に入ります。
私「今回は患部を触れないでやるリスクの少ない選択をさせて下さい」
そこでベッドにうつ伏せになってもらい…ほんのちょこっと腰に触れる。
私「いま半分くらい痛みなくなってると思うんですがどうすか?」
Kさん「ん?あれ…あれ、だいぶいいな…」
上を見上げるような動作で顔をあげて左右に動かすKさん。
私「さ!仰向けになりましょうか」
脳裏に浮かんだのはKさんの『幸せのビジョン』を明確にすること。それが今回Kさんにとって一番の大事だと感じました。
(もちろんこれこそが首の痛みがなくなることにリンクするからです)
私「Kさんの幸せのビジョンってどんな感じですかね?…」
話すこと約6~7分が経過したところで、Kさんの幸せのビジョンが明確になる。
私「ほい!じゃあ起き上がりましょうか!首の痛みどうすかね?」
Kさん「あ、、全然痛くねえ笑。うわぁ…恐ろしいな~。。。」 ちゃんちゃん♪
黒ひげパパのまとめ
人って見えない部分も大切。
目には見えないけれども、人は普段使われないような(脳などの)身体の領域を使うべき時に¨痛み¨によって知らせてくれるということがあるのかもしれません。
もしかしたらKさんは今回、『幸せのビジョン』に関わる脳の領域を使うべきだと身体が判断してくれたのかと思うと、なんともロマンチックですね♪
今こそビジョンを描き、そこに向かい進んでいくことが大事だと身体が教えてくれたのだと、私は勝手に信じています。
なによりも¨首の痛み¨が取れて良かったです(*^^*)
あなたとカラダを変えていく。
福島総合整復院